菊池雄星、米初登板は世界一Rソックス戦 イチロー惜別で“号泣”の心境明かす
本拠地初登板は強豪が相手「対策をしっかり練ってやっていきたい」
マリナーズのスコット・サービス監督は23日(日本時間24日)、本拠地シアトルで28日(同29日)から行われるレッドソックスとの開幕カード4連戦の先発ローテーションを発表。菊池雄星投手(27)は29日の第2戦で登板する。菊池は21日、アスレチックスとの東京ドームでの日本開幕第2戦でメジャー初登板を果たし、4回2/3を投げ4安打2失点(自責1)で勝敗はつかなかった。
菊池はこの日、シアトルの本拠地T-モバイルパークで行われたファン感謝イベント後に行われた全体練習に参加。投内連係や通訳を座らせた軽めの投球などで調整。米国での初登板に向けて「1回東京ドームで投げますんで気持ちの部分では多少楽になる部分があると思うが、相手は(昨年の)優勝チーム。より一層気持ちを引き締めながら対策をしっかり練ってやっていきたいと思う」と話した。
21日の東京ドームでは偉大なイチローと最初で最後の共演となり、交代時には惜別の涙を流した。その涙の理由を問われた菊池は「本当に終わってしまうんだと。これが最後なんだという気持ちがどんどん、ライトからイチローさんがベンチに向かって来るにしたがってそういう気持ちが強くなってですね、思わず泣いてしまった」と振り返った。
東京での登板から次回は9日ぶりの登板となり、24日(同25日)を含めて2度のブルペン入りで調整を行う予定。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)