習志野、相手ミス逃さず初回7得点で快勝発進 2回戦は奥川擁する星稜が相手
10年ぶりの選抜で初戦快勝、日章学園は6失策と守備の乱れが響く
第91回選抜高校野球大会は24日、大会2日目が行われ、第1試合は習志野が8-2で日章学園に快勝。10年ぶりの春の甲子園で初戦を突破した。
習志野は初回に猛攻。先頭・竹縄が相手エラーで出塁すると、犠打で二塁へ。根本が先制打を放った。さらに、続く桜井も相手失策で1死二、三塁とし、高橋雅の2点三塁打で3-0とした。
さらに、和田も相手悪送球で出塁し、2死となってから兼子は四球で満塁に。ここで角田が走者一掃の適時三塁打、竹縄が適時二塁打と2者連続の長打で4点を加え、この回7得点。相手のミスに乗じ、ビッグイニングを作った。
習志野は、4回も相手のミスが重なり、1点を追加。投げては、先発の左腕・山内が6回まで日章学園打線を1安打に抑える快投。7回に守備のミスが出て2点を失うも、大量リードを守った。
習志野は前回出場の2009年選抜に続いて初戦突破。2回戦では、強豪・履正社を相手に9回3安打17奪三振と圧巻の投球を見せたプロ注目右腕・奥川を擁する星稜に挑む。日章学園は大量失点を喫した初回の3失策を含む6失策と守備の乱れが響いた。
(Full-Count編集部)