年俸25億円の元中日チェンが救援へ配置転換「精一杯努力するだけ」
イチローも気になる? 今春OP戦は0勝2敗、防9.37と不振だった
元中日のマーリンズのチェン・ウェイン投手がブルペンに配置転換することが決まった。MLB公式サイトが伝えている。
チェンは21日のメッツ戦で5回7安打5失点。今春のスプリング・トレーニングでは5試合登板(4先発)し、0勝2敗、防御率9.37と結果を残せていなかった。MLB公式によると、33歳左腕はこの配置転換を受け入れた上で、「選択肢があるなら、マーリンズで先発として投げたい。なぜなら、これまで常に先発として投げてきたから。(先発は)より自然なことだし、より落ち着く役割なので。しかし当然のことながら、ブルペンで投げるというこの決定に対して、精一杯努力をするだけ。(この決定によって)気持ちの面で影響を受けることはない。この役割にうまくフィットできるように、可能な限りチームを助けられるようにやっていきたい」と話したという。
2016年に大型契約でマーリンズに加入した左腕は今季チーム最高額となる年俸2000万ドル(約22億3880万円)。2020年は年俸2200万ドル(約24億6270万円)という契約を残すが、加入後の3年間で57試合登板、防御率4.75と“不良債権”化。昨季も26試合先発で6勝12敗、防御率4.79という成績で、復活が期待されている。
現役引退を表明したマリナーズ・イチロー外野手が21日の会見で「チェンが元気か知りたいですね」と発言。チェンは自身のフェイスブックを通じ、「イチローさん、僕は元気です」と返答していた。45歳レジェンドのゲキに応えるべく、先発復帰へブルペンで地道に結果を残したい。
(Full-Count編集部)