広陵のエース河野が完封 星稜奥川に続き自己最速更新の150キロ超投手登場
八戸学院光星は終盤、得点圏に走者を進めるもあと一本が出ず
第91回選抜高校野球は26日、兵庫・西宮市の阪神甲子園球場で大会4日目第2試合が行われ、広陵(広島)が八戸学院光星(青森)に2-0で勝利。広陵のエース河野が3安打8奪三振の完封で勝利を導いた。
実力校同士の対戦。先制したのは広陵だった。5回先頭の秋山功太郎(3年)が左翼線二塁打で出塁。河野佳(3年)が送りバントを決めると、9番・藤井孝太(3年)が左前適時打。藤井が盗塁を決めると、2番・中冨宏紀(3年)が二塁強襲の適時内野安打をマーク。2点を先取した。
広陵の先発の河野は、これまで最速148キロだったが、初回に150キロを計測するなど力のあるピッチングを披露。大会1日目に登場したプロ注目の星稜・奥川に続き、今大会2人目の150キロ投手が現われた。味方の失策で迎えた8回2死二、三塁のこの日、最大のピンチは直球を詰まらせて、八戸学院光星の好打者・武岡龍世(3年)を遊飛に抑えた。
河野は味方が3失策するも、それをカバーする力投で、強力な東北王者を抑え込んだ。
(Full-Count編集部)