イチローは「球界史上最も重要な選手の一人」 NY紙の辛口記者が最大級の賛辞
日米通算4367安打は「情熱、献身、技術から生まれた」
シャーマン記者は「彼は球界史上最も重要な選手の一人である。その理由は、彼が一番最初(にMLBに挑戦した日本人野手)だからだ。そして、彼が見事に活躍してみせたからだ。彼は(NPBを含まない)メジャーリーガー単体だけでも、殿堂入りに値するキャリアを築いた」と称賛の言葉を重ね、イチローについて「溢れんばかりの才能を持ち、独創的」とも表現している。
さらに「マリナーズで最初にプレーしていた時の彼の走塁が、私は本当に大好きだった。まさに魔法の様だった。打球を放った彼が、気づいたら二塁や三塁ベース上に立っている。どうやってそんなことが起きたのだろうか?」と溢れんばかりの“イチロー愛”を綴る。「ニューヨーク・ポスト」紙の記者であるため、ヤンキースを中心に取材している同記者は、2012年途中に移籍してきた日本人野手がすでにピークを過ぎていたとしながら、「それでも私は彼の記事を書くことが好きだった」と告白。そして、“世界記録”の日米通算4367安打は「情熱、献身、技術から生まれた」と最後まで絶賛の言葉を並べている。
唯一無二のスタイルで多くの人を虜にしてきたイチロー。シャーマン記者もメジャー19年間のプレーで心を奪われた一人のようだ。
(Full-Count編集部)