トラウトが12年479億円で契約延長 MLB史上最大契約トップ10は?
MLB公式サイトが史上最大契約トップ10を特集「トラウトはエンゼルスで骨を埋めることになるだろう」
メジャー最強選手の呼び声高いエンゼルスのマイク・トラウト外野手が史上最高の12年総額4億3200万ドル(約482億円)の超大型契約を結んだ。MLB公式サイトは「史上最大契約トップ10」と題して、米球界をわかせた“メガディール”を振り返っている。
歴代1位はもちろんトラウトだ。2015年から2020年まで6年総額1億4400万ドル(約160億円)の契約を結んでいたため、今回の30年までの超大型契約について記事では「実際には10年の契約延長」と言及。その上で「(12年新人王、14、16年MVPと)その並外れたスタートにより、エンゼルスは今回の契約延長に踏み切り、トラウトに褒美を与えることを迫られた。余程のことが起きない限り、トラウトは今後エンゼルスで骨を埋めることになるだろう」と紹介している。
2位はナショナルズからFAとなり、フィリーズとFAでは史上最高額となる13年総額3億3000万ドル(約368億円)の大型契約を結んだブライス・ハーパー外野手。記事では「トレード拒否権を含み、オプトアウト条項もないため、フィリーズで残りのキャリアを歩んでいくことになる模様だ」と伝えている。3位にはヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が14年オフにマーリンズと結んだ13年3億2500万ドル(約363億円)。チームは2017年に元ヤンキースのジーターら投資家グループによって買収されたが、「(当時の)ジェフリー・ローリア球団オーナーはこの契約を結ぶことによりスタントンを可能な限り長く南フロリダでプレーさせようとした」と言及している。
4位以降はパドレス入りしたマニー・マチャド内野手、ヤンキースなどで活躍したアレックス・ロドリゲス氏らが並んでいる。エンゼルス・大谷翔平投手は年俸65万ドル(約7230万円)で今季プレーする。将来、このランキングに名を連ねることを期待したい。
【MLB史上最大契約トップ10】
1位、マイク・トラウト:10年3億6000万ドル(2021-2030)
2位、ブライス・ハーパー:13年3億3000万ドル(2019-2031)
3位、ジャンカルロ・スタントン:13年3億2500万ドル(2015-2027)
4位、マニー・マチャド:10年3億ドル(2019-2028)
5位、アレックス・ロドリゲス:10年2億7500万ドル(2008-2017)
6位、ノーラン・アレナド:8年2億6000万ドル(2019-26)
7位、アレックス・ロドリゲス:10年2億5200万ドル(2001-2010)
8位、ミゲル・カブレラ:8年2億4800万ドル(2016-2023)
9位タイ、ロビンソン・カノ:10年2億4000万ドル(2014-2023)
9位タイ、アルバート・プホルス:10年2億4000万ドル(2012-2021)
(Full-Count編集部)