ハム中田、今年も求めるのは打点 4番にこだわりなし「すごい選手が揃ってる」

日本ハム・中田翔【写真:石川加奈子】
日本ハム・中田翔【写真:石川加奈子】

オープン戦では3番や5番でも出場「どれもしっくりきていました」

 日本ハムはオリックスとの開幕戦を翌日に控えた28日、本拠地の札幌ドームで練習。主将2年目となる中田翔内野手は打順にこだわらずに、プロ12年目のシーズンに臨む考えを明かした。

 栗山英樹監督が就任した12年にチームの柱となる不動の4番に抜てきされた。17年中盤に一時外れたが、昨季も3番が1度あるだけで長く4番を務めてきた。この日、4番へのこだわりについて問われた中田は「いやいや、これだけすごい選手が揃っていますから。誰が打っても」と笑い飛ばした。

 オープン戦では3番1試合、4番7試合、5番2試合を経験した。「どの打順でもいいですね。どれもしっくりきていましたし、やれと言われたところで監督の指示に従うだけです。自分のやるべきことは変わらないですし」と語った。

 打順が変わっても求めるものは打点に変わりない。「ランナーが出た時にホームに返す。それが仕事だと思っているので」と2年連続の100打点でチームの優勝に貢献する。

 2月のキャンプ中には腰の違和感や左内転筋肉離れなどで出遅れたものの、3月9日の阪神とのオープン戦で復帰していきなり本塁打を放つと、その後は順調に調整を進めた。「けがをした時は焦りましたが、結果こうやって開幕に間に合って良かったですし、蓋を開けてみれば、オープン戦もある程度の打席に立てて良かったと思っています」と万全の状態で開幕を迎える。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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