田中将大、3点リードの2回は12球で3者連続三振 メジャー通算800K達成
ルイーズ、リッカードを連続で3球三振斬り
■ヤンキース – オリオールズ(日本時間29日・ニューヨーク)
ヤンキース田中将大投手が28日(日本時間29日)、本拠地での2019年開幕戦オリオールズ戦に先発。初回の攻撃で3点の援護をもらうと、2回はわずか12球で3者連続空振り三振に斬った。
初回は2死から連打を許しながらも、打球が走者に当たって3アウト。15球で無失点とした田中を、直後に打線が盛り立てた。1死から2番ジャッジが右前打で出塁すると、3番スタントンが守備シフトの間を抜く右前打で一、三塁と先制チャンスを作る。ここで打席に立った4番ボイトは、オリオールズ先発キャッシュナーがカウント3-1から投じた5球目をフルスイング。打球はバックスクリーンに飛び込む先制3ランとなった。
3点の援護をもらって2回のマウンドに立った田中は、先頭ルイーズを3球で空振り三振に斬ると、リッカードも3球で空振り三振とし、メジャー通算800奪三振を達成した。さらに続くデービスをフルカウントから6球目スプリットで空振り三振とし、この回はわずか12球で3者連続三振とした。
メジャー通算800奪三振に達したのは、野茂英雄(1918奪三振)、ダルビッシュ(1070奪三振)、黒田博樹(986奪三振)に次ぐ4人目の快挙となった。
(Full-Count編集部)