「パ・リーグ球場の歩き方」―日ハム、ロッテ、ホークスの球場観戦のススメ
圧巻のホークスビジョン、最先端スピーカーも導入
○革新を続ける福岡 ヤフオクドーム
◆最寄り駅:唐人町駅 ホーム:一塁側
・アクセス
福岡県福岡市中央区にあるヤフオクドームは、福岡ソフトバンクの本拠地である。大階段を昇った先に現れる屋根開閉式のドームは、落ち着いた色合い。唐人町駅3番出口より徒歩約15分で、天神・博多駅などから直行臨時バスも出ている。徒歩では少々時間がかかるうえに、バスの運行は交通状況に左右されるため、ともに余裕を持って向かおう。
・チケットについて
インターネット、店頭、アプリなどから購入できる。「ホークスチケットアプリ」なら、スマホのみで簡単に入場できる電子スタンプ機能を備えており、購入したチケットをLINEなどで送ることもできる。
・応援の雰囲気
音や光を駆使した球場演出がファンの応援を後押しするため、野球観戦で「非日常感」を味わいたいという方にはうってつけかもしれない。また、ファンが歌いながらバットで外野フェンスを叩き始めたら、福岡ソフトバンクに得点チャンスがめぐってきた合図だ。ドーム全体を揺るがす一体感に、きっと驚くだろう。
・大きな特徴とエンタメ
福岡ソフトバンクの福岡移転30年記念事業として、今年ヤフオクドームは大規模リニューアルした。何と「ジャンボジェット機3機分の長さ」というホークスビジョン(センタービジョン)は、去年より1.7倍拡大。最先端スピーカーも導入し、さらに臨場感のある演出が楽しめるようになった。
黒と白を貴重としたコンコースには150枚以上のLED・LCD映像モニターが新設され、グラウンド内と連動した演出が行われる。紙製のポスターを廃止し、映像を活用した広告も展開していく予定だ。カウンターにはスマートフォンやPCのUSB接続口を設けたため、今後充電切れに悩む心配もない。スタイリッシュかつ近未来的な設備と細やかな気遣いは、さすが常勝軍団のホームといったところだろう。
・グルメ
人気英国風パブ「HUB」が、4月27日からオープンする予定となっている。「HUB」は九州初上陸で、さらに日本国内でのスタジアム出店は初めてのこと。「ここでしか食べられない、食べたことを自慢したくなるメニュー」を多数用意しているという。
(「パ・リーグ インサイト」馬塲呉葉)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)