“大荒れ”7四球KOのダルビッシュに地元メディア「ワイルドなデビュー」
30日レンジャーズ戦で314日ぶりメジャー登板 最悪7四球
■レンジャーズ 8-6 カブス(日本時間31日・アーリントン)
カブスのダルビッシュ有投手が3月30日(日本時間31日)、敵地・レンジャーズ戦で今季初登板。昨年5月20日以来314日ぶりのメジャー登板はメジャーワースト7四球の大乱調。2回2/3で75球を投げ、4奪三振3失点に終わった。故障からの大荒れ復帰となった右腕について、地元メディア「NBCスポーツ」は「ワイルドなデビュー」と報じている。
75球のうちストライク38球(ストライク率50.7%)と制球難に苦しんだ。記事では「古巣との対戦でトントン拍子に進まなかった」と伝えた。米データサイト「ベースボール・リファレンス」によると、ここ10年のカブス先発投手の中で7与四球以上を記録したのは5人目だという。「ダルビッシュの興味深い登板のおかげで、レンジャーズは球団記録を更新した。最初の打者10人は(三振か四球で)インプレーにできず、これが球団の新記録」と記事では珍しい記録も紹介している。
慣れ親しんだマウンドで結果を残せなかった。ダルビッシュは「ずっと経験はありますから、なんとかしなければいけないところだったですけど、できなかったのは自分の力量ということだと思います」と潔かった。次回登板では昨年5月20日以来の勝ち星を期待したいところだ。
(Full-Count編集部)