選抜決勝 東邦が5点リードで後半戦へ エース・3番の石川が投打で牽引

5回を終え、東邦がリード
5回を終え、東邦がリード

平成最初と最後の選抜で優勝目指す東邦 最高のフィナーレへ向け試合は後半戦に

 第91回選抜高校野球決勝は3日、決勝戦が行われ、通算5度目の優勝を目指す東邦(愛知)が習志野(千葉)を相手に5回を終え、5-0とリードしている。

 東邦は初回、エースで3番の石川昂弥投手(3年)が1死一塁からセンターバックスクリーン右へ2ラン。習志野の先発左腕・山内翔大(2年)のスライダーをとらえ、先取点を奪った。2回戦の広陵(広島)戦以来の大会2本目の本塁打を放ち、非凡な打撃センスを見せつけた。さらに2死一塁から6番・吉納翼(2年)が右翼へ適時三塁打を放った。

 石川は5回2死二塁の場面でも代わった習志野2番手・飯塚脩人(3年)から右中間へこの試合、2本目の本塁打を放った。

 初回に挙げた3点を石川は守り、5回まで2安打無失点と習志野打線を封じた。その勢いで3打席目で2ランと、ここまで3打数2安打2本塁打4打点と投打で大活躍を見せている。

 東邦は1989年、平成元年以来の優勝を目指す。平成最初の優勝校が平成最後も飾れるか、注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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