西武武隈、5年ぶり先発は5回3失点 7年ぶり勝利投手の権利持って降板
3回に中村に浴びた3ランを悔やむ「防げたと思う」
■西武 – ロッテ(3日・メットライフ)
西武の武隈祥太投手が3日、メットライフドームでのロッテ戦(メットライフ)に先発し、5回3失点でマウンドを降りた。
5年ぶりに先発のマウンドに立った武隈。当初予定されていた開幕ローテの6投手のうち、3投手が離脱したことを受け、3月から急きょ先発仕様で調整を行ってきた。過去5年間で50試合登板を3度数える中継ぎ専門のサウスポーが試合を作った。
武隈が「防げたと思う」と悔やんだのは5点をリードして迎えた3回の失点だ。2死から荻野貴を二塁打で出塁させると続く加藤を四球で歩かせ、中村に3ランを浴びた。その後はランナーを出しながらも粘りのピッチングでマリーンズ打線に追加点を与えず、勝利投手の権利を持って5回でマウンドを譲った。95球を投げ「球数が多かった。次回は改善したい」とコメントした武隈。このまま勝利投手になれば7年ぶりとなる。
(安藤かなみ / Kanami Ando)