オリックス山本由伸、ノーノーならず 8回に松田に初安打浴びる
左翼の佐野が好返球で走者の生還を阻止し、8回まで無失点
■オリックス – ソフトバンク(3日・京セラドーム)
オリックスの山本由伸投手は、ノーヒットノーランの大記録はならなかった。3日、京セラドームでのソフトバンク戦。今季から先発に転向した右腕は好調ソフトバンク打線を7回まで無安打無得点に抑えたが、8回に松田に初安打となる左前安打を浴びた。
初先発のマウンドに上がった山本が凡打の山を築いた。初回、牧原を中飛、今宮を投ゴロ、柳田を一ゴロに打ち取る完璧な立ち上がり。2回1死からグラシアルに四球を与えるも、続く内川を二ゴロ併殺打に切って取った。
7回は先頭の今宮を空振り三振。続く柳田を一ゴロに仕留めると、デスパイネも二飛に打ち取った。4回から7回までは4イニング連続で3者凡退に封じ、付け入る隙を与えない完璧な投球を続けた。
8回先頭のグラシアルの打球を、遊撃の安達が弾くエラー。続く内川の犠打で走者が二塁に進むと、松田の打球は三遊間を破って左前へ。山本がついに初安打を許した。ただ、この当たりで代走福田が本塁を狙ったが、左翼の佐野が本塁への好返球で生還を阻止。山本もこの後を踏ん張り、得点を与えず、8回1安打無失点の好投を続けている。
(Full-Count編集部)