鷹、今季初黒星 延長競り負け64年ぶり記録ならず ロッテ、角中弾で連敗止める
3-3で迎えた延長10回にロッテ角中が決勝の3ラン放つ
■ロッテ 7-3 ソフトバンク(5日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクが今季初黒星を喫した。5日、本拠地ヤフオクドームでのロッテ戦。先発の千賀が9回3失点と力投を見せたが、延長10回に2番手の奥村が、角中に痛恨の勝ち越し3ランを被弾した。開幕7試合目で初黒星を喫し、開幕からの無敗は6試合でストップ。1955年以来、64年ぶりの開幕7試合負けなしとはならなかった。ロッテは連敗を5で止めた。
初回に先制を許しながら、柳田の適時二塁打で同点としたソフトバンク。2回には、この日が通算1500試合出場となった松田宣の2号ソロを放って勝ち越しに成功。3回には今宮の3号ソロでリードを広げた。
だが、ロッテは初回にソロ本塁打を放っていた中村奨が4回に2打席連発となる4号ソロを放ち追撃。5回には加藤が適時三塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。
決着がついたのは、同点で迎えた延長10回。ロッテは、代わったばかりのソフトバンクのドラフト7位ルーキー奥村から先頭の加藤が四球を選んで出塁。続く中村が左前安打で続くと、4番角中が右翼スタンドへと飛び込む値千金の勝ち越し3ラン。その裏の反撃をしのいで、逃げ切った。