栃木の元阪神・西岡剛、2戦目で独立リーグ1号 大興奮のスタンドにVサイン
「1番・二塁」で守備デビュー、開幕から2戦連続マルチ安打も
今季からルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスに加入した前阪神の西岡剛内野手が7日、独立リーグ1号となる2ランを放った。群馬ダイヤモンドペガサスとの本拠地開幕戦(小山運動公園)にスタメン出場。誰よりも注がれる大きな声援に、いきなりバットで応えた。
1点を勝ち越した2回2死三塁の2打席目。左腕が相手で右打席に入り、3ボール1ストライクからベルト付近の高さの球を目一杯振り抜いた。中堅115メートル、両翼95メートルの左中間席の芝生に白球が落ちると、老若男女関係なく大興奮。悠々とダイヤモンドを回った西岡は、その声援に答えるようにスタンドにVサインをして見せた。
前日6日の開幕戦では「1番・DH」でスタメン出場し、3安打3打点と大ハッスル。この日は「1番・二塁」で守備デビューも果たし、1回にはゴロを難なくさばいて併殺を完成させる軽快な動きも披露した。さらに先頭で迎えた5回の3打席目には、二塁強襲の内野安打で2戦連続のマルチも記録。NPB復帰を目指す34歳が、開幕から止まらない。