燕高梨、移籍後初黒星も6回3失点「出したことを『しまった』と思わせたい」
本拠地デビューとなった中日戦で6回6安打3失点「最低限の仕事はできた」
■中日 3-1 ヤクルト(7日・神宮)
日本ハムからトレード移籍したヤクルトの高梨裕稔投手が7日、中日戦(神宮)で本拠地デビュー。6回96球6安打3失点と試合を作ったが、今季初黒星を喫した。
4回2死からビシエドに死球を与えると、アルモンテに先制の左越え2ランを被弾。5回にも先頭の堂上に144キロの直球をバックスクリーンに放り込まれた。2016年に10勝2敗で新人王を獲得したが、昨季は5勝7敗と負けが先行。太田賢吾と2対2のトレードで日本ハムから移籍した。「自分を出したことを『しまった』と思わせたい」と意地を見せてのマウンド。2試合連続クオリティースタート(6回で自責3以内)だったが、打線が中日柳の前に雄平のソロ1本に封じられた。
「最低限の仕事はできたが、修正するところはしないといけない。最初のホームランは防がなきゃいけなかった」と反省した。それでも小川監督は「もったいないピッチングだったが、6回で3点。痛いホームランだったが、それなりのピッチングはしてくれた。ボールそのものはよかった」とローテーション投手としての評価は変わらなかった。