防御率32.40と不振のカブス右腕「僕は素晴らしい野球選手」も…3A降格が決定
「僕は素晴らしい野球選手だ。今は苦戦しているだけだ」
さらに、ブルワーズ戦後に降格を告げられていたことを伝え、マドン監督が「彼にとって感情的にタフな時だ。多くの場合、エゴの問題なんだ。ショックは大きいだろう。しかし、そうすることのメリットも見え始める。そして、心の奥ではまた昇格できると分かっているだろう。皆にとって良いことなんだ。だから、簡単ではないが、これが自身にとって良いこと、キャリアに違いを生むこと、我々にも違いをもたらすことだと分かれば、いくらか受け止めやすくなるだろう。私はそう考えているよ」と話したことも伝えている。
「シカゴ・トリビューン」によると、降格が決まる直前、エドワーズJr.は復調に自信をのぞかせていたという。記事では、「カール・エドワーズJr.は序盤の苦戦について批判が聞こえてくるが、そうした人たちを黙らせることに意欲を見せている」とレポート。ブルワーズ戦前の「ここ1年間に比べて良い状態だ。ずっと良い。僕は素晴らしい野球選手だ。今は苦戦しているだけだ。嵐のようなものだよ。僕たちが勝っていれば、誰も何も言わない。結局、ストライクを投げるかアウトを取ればいいだけだ。アウト取るか三振を奪えば、自分の仕事をしたことになるんだ」という本人のコメントを紹介している。しかし、結局、マイナー降格という結果になってしまった。
ここまで2勝6敗と苦戦しているカブス。チーム防御率はメジャーワーストの「7.85」と投手陣が崩壊しているだけに、エドワーズJr.の復調は逆襲に不可欠となる。
(Full-Count編集部)