選抜最多56勝&5回の優勝を成し遂げた東邦 チームを支えた歴代OBを振り返る

平成最初の優勝を飾った年のエース山田喜久夫は中日、広島で活躍

○平成以降

山田喜久夫 (1990-1999/中日-広島)投手
222登6勝8敗0S 263回 率3.76

山田貴志 (1997-1998/中日)投手
6登0勝0敗0S 9.2回 率8.38

岡本浩二 (2000-2003/阪神)投手
1登0勝0敗0S 1回 率9.00

朝倉健太 (2000-2015/中日)投手
236登65勝70敗1S 1139.2回 率4.11

湊川誠隆 (2003-2004/中日)内野手
(1軍出場なし)

木下達生 (2006-2012/日本ハム-中日-ヤクルト)投手
8登2勝2敗0S 39.1回 率3.43

水野祐希 (2006-2013/ヤクルト)捕手
(1軍出場なし)

岩田慎司 (2009-2016/中日)投手
49登9勝15敗0S 220回 率3.72

石川貢 (2010-2015/西武)外野手
26試42打5安0本1点3盗 率.119

関根大気 (2014-/DeNA)外野手
186試298打65安1本21点15盗 率.218

丸山泰資 (2017-/中日)投手
8登0勝0敗0S 12回 率8.25

藤嶋健人 (2017-/中日)投手
19登3勝1敗0S 71.1回 率3.66

 平成に入ると投手のほうが多くなる。山田喜久夫は平成最初の選抜の優勝投手。1989年ドラフト5位で中日に入団。「キク山田」「キク」の登録名で中継ぎ投手として活躍した。朝倉健太は1999年ドラフト1位で中日に入団。先発投手として4度の2桁勝利。安定感のある投球で中日の黄金期に活躍した。現役ではDeNAの関根大気外野手、中日の丸山泰資投手と藤嶋健人投手がいる。

 今年の決勝で2本塁打、大会3本塁打のエース、石川昂弥も今季ドラフトの有力候補だ。平成最後の甲子園優勝投手の今後の展開に注目したい。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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