5人退場の乱闘劇 MLB公式公開の動画にも反響「プイグによる余興の準備を」
8日のパイレーツ対レッズ戦で両軍入り乱れる乱闘劇が起きる
■パイレーツ 7-5 レッズ(日本時間8日・ピッツバーグ)
7日(日本時間8日)に行われたパイレーツ対レッズ戦で起こった乱闘劇。デビッド・ベル監督ら5人が退場処分を科される騒動となり、ファンの間でも大きな反響を呼んでいる。
この乱闘騒動はレッズが1点リードで迎えた4回に起きた。先頭打者のディートリッチへの初球。先発右腕アーチャーが投じた時速93マイル(約150キロ)のファストボールは、ディートリッチの背後に投じられた
すかさず腰を引いてかわしたディートリッチ。速球はワンバウンドしてフェンスに直撃。ディートリッチは打席で仁王立ちし、アーチャーに睨みを効かせた。ディートリッチは2回1死一塁でアーチャーから場外2ラン弾を放っていたが、この際、打席に立ち尽くし、打球の行方を見届ける“ドヤ顔”パフォーマンスを見せていた。
この“挑発行為”にレッズのベル監督が怒り、ベンチを飛び出して抗議。すると、レッズのプイグの突進が合図となり、両軍ベンチから選手が飛び出し、さらには外野にあるブルペンから控えていた投手たちも一目散にマウンド付近へと突進し、両軍入り乱れる乱闘騒動となった。
この結果、レッズはベル監督、プイグ、ガレットの3人が、パイレーツはケラとバスケスが退場に。乱闘劇のキッカケを作ったアーチャーにはお咎めはなく、この乱闘の模様を動画で公開したMLB公式ツイッターには、ファンからの多様なコメントが寄せられた。
「プイグがアーチャーに手を出してくれることを願っていたんだが」
「アーチャーは退場させられずにレッズの何人かの選手と(ベル)監督が退場させられたことは、野球における恥である」
「マスタードVSケチャップ」
「プイグに非はない」
「なぜプイグはあんなに怒ってるんだ?」
「アーチャーは子供じみてるね」
「心奪われるようなアクションだ」
「打者に当てる事さえできなかった。明らかに制球力を磨く必要がある」
「プイグによる余興の準備をしないとね」
「野球のシーズンがまた戻ってきて嬉しいよ」
暴力は決して許されるものではないが、乱闘劇もまた野球の要素の1つ。選手だけでなく、ファンもまた“熱く”なっているようだった。
(Full-Count編集部)