“清楚”な雰囲気漂う19歳美女が1年限定で挑む売り子の世界「将来のためにも」【福岡発 売り子名鑑2019】

1年限定で売り子に挑戦中のアサヒビールの「なつき」さん【写真:福谷佑介】
1年限定で売り子に挑戦中のアサヒビールの「なつき」さん【写真:福谷佑介】

来春の就職が決まった専門学校2年生の「なつき」さん

 2019年のプロ野球ペナントレースもついに開幕した。野球ファンにとって待ち望んだ季節の到来。白球を追う選手の一挙手一投足に早くも熱狂しているファンも数多くいることだろう。

 プロ野球の醍醐味がスタジアムでの観戦。そのスタジアムの“華”として日々、汗を流して働いているのが、各ビールメーカーの売り子たちだ。10キロを超えるビールのタンクを背負い、階段ばかりの球場内を歩き回るのはかなりの重労働だが、日本独特の文化で、スタジアムを訪れる外国人観光客からの注目度、人気も高い。

 福岡ソフトバンクホークスの本拠地ヤフオクドームで働く売り子さんたちもまた、それぞれの人間模様がある。“美女どころ”と言われる福岡の売り子さんを紹介していく人気企画「福岡発 売り子名鑑2019」では、ヤフオクドームで輝く売り子美女たちを紹介していく。

 第1回から数回にわたり、各メーカーイチオシの売り子ルーキーを紹介中。第3回はアサヒビールの「なつき」さんだ。

 ヤフオクドームの三塁側内野席を主な持ち場としている「なつき」さん。専門学校の2年生となった今シーズンから売り子を始めた“清楚”な雰囲気を漂わせる19歳の美女だ。

 まだ19歳の彼女だが、来春の某企業への就職が決まっている。1年限定の“売り子挑戦”だ。「高校の時に友達が売り子をしていて、興味がありました。いつかはやってみたいな、と。話も聞いていて楽しそうだなと思っていました」。就職活動が終わり、思い切ってチャレンジしてみたという。

「体力をつけたかったというのもありますし、人見知りで初対面の人と話すのが苦手で…。将来のためにというのもありました」。来春から接客を伴う職業に就く「なつき」さん。“自分磨き”の思いも込めて売り子さんになった。

 始めて約1か月が経過したが、やはりその重労働ぶりに体は悲鳴を上げているようだ。「キツイですね、体力的に。タンクも重いですし、膝とかも痛くなりますし、アザや跡ができたり……」。10キロを超えるタンクを背負い、試合開始前から試合終了まで6、7時間歩き回るのは、見た目以上にハード。それでも、「なつき」さんは「キツイと覚悟を決めて入ったので!」と力強い。

「最初の方はお客様に頼まれても、ただビールを注いでいるだけだったんですけど、アドバイスも貰って、自分からもお客様に話しかけるようにしたら、それが楽しかったです」。1か月が経ち、売り子の楽しさ、やり甲斐を感じ始めた「なつき」さん。「お客様とお話するのが、今のやり甲斐ですね。お客様と少しでも話すことができたらいいな、と思っています」。

 中学校、高校と吹奏楽に取り組んできた。ホルンを担当し、高校生の頃には九州大会で金賞を取るほどの腕前だったという。“1年限定”で挑む売り子生活。1年間を実りあるものに、そしてスタジアムを訪れるファンを笑顔にするため、日々、汗を流していく。

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