田中将大、3回まで快投も…4回にアルトゥーベに“看板越え”の特大弾浴びる
左翼の看板の上まで飛ぶ137メートル弾、3試合目で今季初被弾に
■アストロズ – ヤンキース(日本時間9日・ヒューストン)
ヤンキースの田中将大投手は8日(日本時間9日)、敵地アストロズ戦に先発し、3回まで1安打無失点と好投していたが、4回にホセ・アルトゥーベに特大のソロ弾を浴びた。これが今季初被弾。さらに、続くブレグマンには今季初四球も与えるも、後続を断って勝ち越し点は許さなかった。
田中は初回2死からブレグマンに中前打を許すも、4番ブラントリーはニゴロ。無失点に抑えると、2、3回は3者凡退と好投を続けた。
一方、2回までジャスティン・バーランダーに抑えられていたヤンキース打線は3回1死満塁の好機でボイトがライト前に運ぶタイムリー。1点を先制した。
4回、田中は先頭アルトゥーベを打席に迎えると、2ボール1ストライクからスプリットを捉えられる。レフトスタンドの看板より上に当たる一発。身長167.6センチの「小さな巨人」に448フィート(約136.6メートル)、初速109マイル(約175.5キロ)の特大弾を浴び、同点とされた。
さらに、続くブレグマンには今季初の四球を与えるも、ブラントリーは三ゴロ併殺打。コレアは三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。しかし、ヤンキース打線は5回にジャッジがソロ弾を放ち、すぐに勝ち越した。
田中が5回を3者凡退に抑えると、6回にはフレイジャーがバーランダーからタイムリーを放ち、追加点を奪取。ヤンキースが3-1とリードを広げた。