年俸22億円超の元中日チェン、中継ぎで2回10失点の大炎上 3連続含む4被弾…
中継ぎで開幕を迎え3試合目の登板、今季チーム最高年俸も防御率24.75に…
■レッズ 14-0 マーリンズ(日本時間10日・シンシナティ)
マーリンズの元中日左腕チェン・ウェイン投手が9日(日本時間10日)の敵地レッズ戦で2番手でマウンドに上がり、2回7安打(4被弾)3四死球3奪三振10失点と大炎上した。防御率は24.75まで跳ね上がっている。
今季チーム最高額となる年俸2000万ドル(約22億2360万円)のチェンは、中継ぎとして開幕を迎えた。ここまで2試合は計2イニングで1失点の防御率4.50。しかし、この日は大炎上した。
4点ビハインド6回からマウンドに上がると、ヒットと四球、捕手のパスボールで1死ニ、三塁に。ウィンカーにライト前への2点タイムリーを浴びた。さらに、右翼オブライエンの後逸でウィンカーは二塁に進み、ボットは死球。1死二塁からケンプに3ランを浴びると、スアレス、シェブラーと3者連続被弾。この回だけで7点を失った。
7回もマウンドに上がると、二塁打と四球で1死一、二塁となり、ファーマーに3ランを浴びる。ケンプ、スアレスは打ち取ったものの、2イニングで10失点と散々な結果に終わった。
4被弾を含む10失点で防御率24.75。オリオールズで先発投手として安定した成績を残し、2016年から5年総額8000万ドル(約89億円)の大型契約でマーリンズに加入したチェンだが、マイアミでは厳しい投球が続いている。