鷹・上林が美しきレーザービーム! 俊足のハム西川を刺し、勝ち越し犠飛を阻止
近藤の右飛を捕球すると、本塁へ驚愕のノーバウンドスロー
■ソフトバンク – 日本ハム(10日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの上林誠知外野手が、驚愕のレーザービームを発動させた。10日、本拠地ヤフオクドームでの日本ハム戦。同点で迎えた延長11回、超美技で日本ハムの勝ち越しを阻止した。
この回先頭の西川が四球で出塁すると、続く大田は三遊間への痛烈なゴロ。松田がこれをダイビングキャッチしたものの、膝立ちのまま懸命に投げた二塁への送球は中途半端なバウンドに。二塁の牧原が止めることができずに外野に転がる間に西川は三塁へと進んだ。
近藤が嘉弥真から放った打球は右翼への飛球に。このフライをステップを踏み出しながらキャッチした上林は思い切り右腕を振った。送られた送球はノーバウンドで甲斐のミットへ。回り込む西川を間一髪のところで阻止し、かちこし点を防いだ。上林のスーパーレーザーに本拠地も大歓声に包まれた。