広島岡田、2回途中6失点KO　打者10人に6四球の大乱調、前夜の悪夢再び

2回は先頭から4連続四球とストライクが入らず

■広島 – ヤクルト（11日・マツダスタジアム）

　広島の岡田明丈投手が11日、本拠地ヤクルト戦に先発し1回0/3、2安打6四球、6失点（自責5）の大乱調で早々に降板した。

　初回、先頭の太田に四球、続く青木に右前打、さらに山田哲に四球を与えるなど1死一、三塁のピンチを背負うとバレンティンに右前タイムリー、雄平に左犠飛を浴び2点を失う。

　続く2回も先頭の村上から4連続四球でさらに1点を失う。ここで緒方監督はたまらずベンチを飛び出し降板を告げた。無死満塁の場面で2番手には矢崎がマウンドに上がった。

　スクランブル登板となった矢崎は、青木に中前適時打を浴びると続く山田哲に押し出し四球、バレンティンを空振り三振に仕留めたが、雄平の平凡なゴロを一塁・松山がタイムリーエラー。西浦を二飛、村上を遊飛に抑えた。

　前日の同戦では延長10回に12失点という記録的な大敗を喫し開幕から4カード連続負け越しとなった広島。前夜の大敗から流れを変えたかったが先発投手が早々に降板する形となった。

（Full-Count編集部）