吠えた! DeNA今永が1安打&本拠地初完封 チームは今季初の3連勝で2位浮上
開幕投手の貫禄 広島打線相手に9回1安打9奪三振 今季2勝目
■DeNA 6-0 広島(12日・横浜)
DeNAの今永昇太投手が12日の広島戦(横浜)で1安打完封勝利を挙げ、今季2勝目をマークした。許したのは4回に浴びた菊池の安打のみ。まさにエースといった仕事に「こういう苦しい試合に勝っていかないとチームは乗っていかないですから」と振り返った。相手エース・大瀬良に投げ勝ち、お立ち台に上がった。
大きなピンチはなかったが、要所を締めると何度も吠えて、士気を高めた。「しびれる場面が多かったので、力が入りました」。自身2年ぶりの完封、横浜スタジアムでは初めてだった。「(完封)できたということは自信になりますけど(捕手の伊藤)光さんのリード通りに投げました。感謝してます」「自分の技術ではなく、7、8、9回は声援に後押しされました。ありがとうございます」。女房役とファンとつかんだ好投だった。
前カードの阪神3連戦では左腕の濱口、ルーキーの大貫が好投。「(2人が)辛抱強くなげてくれたので、その流れに乗りたいと思いました」と刺激をもらっての完封劇だった。ヤクルトが敗れたため、チームは2位に浮上した。
(Full-Count編集部)