西武、相手失策で劇的サヨナラ勝利 多和田が9回2安打の完封で今季初勝利
多和田は7回2死までパーフェクト投球
■西武 1-0 オリックス(12日・メットライフ)
西武は12日、本拠地オリックス戦にサヨナラ勝ちした。9回に相手エラーで1点をもぎ取り、1-0で勝利。7回2死までパーフェクトに抑えるなど、9回2安打6奪三振と快投した多和田が今季初完封で初勝利を挙げた。
多和田は6回まで1人の走者も出さない完全投球。7回も簡単に2死を奪った後、吉田正に右前打を浴びて快挙はならなかったが、オリックス打線に得点は許さなかった。
9回も四球とヒットでピンチを迎えながら無失点。すると、オリックス投手陣に抑えられていた打線がその裏に1死一、二塁の好機を作る。ここで愛斗がニゴロ。併殺コースだったが、一塁をひと足早く駆け抜けると、遊撃・福田から送られたメネセスのグラブからこぼれた。外崎が二塁から一気に生還。思わぬ形でサヨナラ勝ちとなった。