メッツ新人が「非現実的な」138M&190km弾 ファン大興奮「なんてこった」
打球の初速190キロはスタントン、ジャッジを除くと最速
メッツの新人ピート・アロンソ内野手が、11日(日本時間12日)のブレーブス戦で特大ホームランを放った。MLB公式サイトは「アロンソが非現実的なホームランを叩き込む」とのタイトルで特集を掲載した。
MLB公式の有望株ランキングで全体50位、チーム内1位、一塁手1位のアロンソ。3月28日(同29日)のナショナルズとの開幕戦でデビューし、メジャー初安打を記録。1日(同2日)のマーリンズ戦でメジャー初本塁打を放つと、勢いに乗り12試合で6本塁打、打率.378、OPS(出塁率+長打率)1.362と大暴れしている。
メッツ2点リードの7回無死一塁。ベテラン左腕ベンタースの95.1マイル(約153キロ)直球を捉えると、打球は弾丸ライナーでバックスクリーン奥の水の中に飛び込んだ。MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」によると、打球は初速118.3マイル(約190.4キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)を記録。飛距離はメジャー初本塁打の444フィート(約135.3メートル)を抜いて自己最長、初速はスタットキャストが始まった2015年以来、ジャッジ、スタントンの“規格外”の2人を除いて最速だったという。
アロンソは記事内で「変に興奮しているよ。説明できないね。音を聞いたら、行ったって感じ」と話し、「ジャッジやスタントンと肩を並べることは、とても嬉しい。彼らは今、最も能力の高い打者2人だ。彼らと同じところへあがれることは、本当に最高だよ」と喜んでいる。
地元テレビ局「SNY」の公式ツイッターはこの一撃を動画で紹介。「ピート・アロンソがど真ん中へ打ち込んだ!」と投稿するとファンのコメントが相次いだ。
「なんてこった」
「ピート・アロンソ最高」
「ナ・リーグの新人王候補」
「アロンソのTシャツを買ったほうがよさそうだね」
「あそこに水があるとは知らなかった」
「自分の人生でこんなパワー見たことない」
「ビーストのパワー炸裂!!!!!」
「リーグ最高の選手」
190センチ、111キロと、ジャッジ(201センチ、127キロ)、スタントン(198センチ、111キロ)ほどではないが、恵まれた体格を誇るアロンソ。新たなスター誕生を予感する声が多く寄せられていた。