ヤンキース野戦病院に…正妻サンチェスが12人目の故障者リスト入り
セベリーノ、ベタンセスに復帰の目途が立たない苦しい状況
ヤンキースのゲーリー・サンチェス捕手が12日(日本時間13日)、右ふくらはぎの肉離れで10日間の故障者リスト(IL)入りしたことをMLB公式サイトが伝えた。ヤンキースの故障者リスト(IL)入りはこれで12人目。開幕から故障者続出で苦しい戦いとなっている。
ヤンキースで現在故障者リスト入りしているのは、ベタンセス、ヘラー、モンゴメリー、サバシア、セベリーノ、アンドゥハー、グレゴリウス、トゥロウィツキー、エルズベリー、ヒックス、スタントンにサンチェスを加えた12人。ベテラン左腕サバシアは13日(同14日)の本拠地ホワイトソックス戦で復帰予定だが、エース右腕セベリーノ、セットアッパーのベタンセスは、復帰の目途が立たない状況だ。
記事ではサンチェスのコメントを紹介。まさかの離脱に「本当に驚いた。自分は大丈夫でプレーできると思っていた。小さな肉離れがあると伝えられたら、イライラした。気持ちやチームの現在地からすれば、自分はプレーしたい。助けたい。だからイライラするよ、とってもだ」と落胆している。指揮官によると、サンチェスは上半身のみの運動を5日間こなすことになり、最短の10日近くで復帰することに“楽観的”だという。
また、ヤンキースはサンチェスの代わりとして、3Aスクラントンから日系4世のカイル・ヒガシオカ捕手を昇格。12日(同13日)の本拠地ホワイトソックス戦では、控え捕手のオースティン・ロマインが先発出場し、2回に中前適時打を打つ活躍。大雨の中乱打戦となったが、新人のヒメネスにメジャー初本塁打&2号を許すなど、7回途中降雨コールドで6-9で敗れている。
(Full-Count編集部)