ダルビッシュ、6回途中2失点8K&最速159キロの力投! 今季初勝利の権利を持って降板
5回に打線が援護、2死二塁からバエスのタイムリーなどでリードを3点に広げる
■マーリンズ – カブス(日本時間16日・マイアミ)
カブスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)の敵地マーリンズ戦に今季4度目の先発。今季最長の5回2/3を投げ4安打2失点8奪三振の力投。今季初勝利の権利を持って降板となった。
初回に味方打線が3点を奪いマウンドに向かったダルビッシュ。初回は2死から連打と四球で満塁のピンチを背負ったが、ディーンを3球三振に仕留め無失点。2回に先頭のウォーラク、ブリンソンに連続四球を与え一、二塁。続くリチャードを二ゴロに打ち取ったが併殺を狙った遊撃バエスが一塁へ悪送球し1点を失った。
3回はこの日3者凡退、4回は1死走者なしからウォーラクに左翼席へソロ本塁打を浴び1点差に詰め寄られる。それでも打線は5回に援護。2死二塁からバエスのタイムリー二塁打、野選で2点を追加しリードを再び3点に広げた。
ダルビッシュは今季初勝利の権利がかかった5回。2死からカストロに四球、ウォーカーに左前打を浴び捕逸も重なり二、三塁のピンチを背負ったがロハスを空振り三振に仕留め無失点で切り抜ける。6回もマウンドに上がるとディーンを見逃し三振、ウォーラクを投ゴロ、ブリンソンに死球を与えたところで降板となった。
最終イニングとなった6回にはこの日、最速となる98.7マイル(約159キロ)をマークするなど力強い投球でマーリンズ打線を2失点に抑えた。