走者が味方打者に騙されアウト? 珍プレーにファン呆れる「隠し球より酷い」
カウント2-2からボール→打者が四球と勘違いし出塁→走者も騙され進塁しアウト
■ブルージェイズ 5-3 ツインズ(日本時間16日・ミネソタ)
ツインズが本拠地にブルージェイズを迎えた15日(日本時間16日)の試合で珍プレーが起こった。ブルージェイズの打者が3ボールで四球と勘違い。一塁走者がそれに釣られて進塁し、アウトになったのだ。MLB公式サイトの動画コーナー「cut4」がこのプレーを動画で紹介している。
ツインズ2点リードの6回1死一塁の場面。先発ぺレスの投げたボールは低めに外れ、ブルージェイズの打者ドルーリーはバットを放り投げて一塁へ出塁、それを見た一塁走者ヘルナンデスも二塁へ向かった。しかし、ここで捕手からの返球を受けたペレスが一塁へ送球し、なんとヘルナンデスがアウトになったのだ。
実はこの場面、ペレスの低めに外れたボールはカウント2-2から投げられた3ボール目。打者ドルーリーはそれを四球と勘違いし、走者ヘルナンデスもそれを見て騙されて進塁してしまったのだ。
MLB公式サイトの動画コーナー「cut4」はこのプレーを動画で紹介。呆れたファンの声が寄せられている。
「投球間隔が長いからカウントを忘れてしまったんだ」
「ベースコーチと走者も集中していて良かったじゃないか」
「公平のために言うと、解説者も四球だと思い込んでいたぞ」
「隠し球より酷い」
「ジャッキー・ロビンソンはどう感じるだろうか?」
この日は全球団の選手が背番号「42」を着用する「ジャッキー・ロビンソン・デー」だったため、それに関連するコメントも多かった。この後ドルーリーは結局四球で出塁したが、後続が続かず反撃のチャンスを潰してしまった。しかし、一塁走者だったヘルナンデスが8回に汚名返上の逆転3ランを放ち、見事勝利を収めている。