ド軍外野手の157キロ超えレーザービームに脚光「これぞメキシカンマッスル」
ドジャースのベルドゥーゴがブルワーズ戦で見せた好返球
■ドジャース 3-1 ブルワーズ(日本時間19日・ミルウォーキー)
外野手の“華”とも言えるレーザービーム。チームの窮地を救うビッグプレーはファンも熱狂させ、ゲームの行方を左右するプレーにもなり得る。2017年WBCのメキシコ代表でドジャースのアレックス・ベルドゥーゴ外野手が18日(日本時間19日)のブルワーズ戦で見せた矢のような好返球が脚光を浴びている。
この日、7回の攻撃から代打で途中出場し、左翼の守備に入っていたベルドゥーゴ。8回2死二塁の場面でレーザービームを発動した。ロレンゾ・ケインの打球はベルドゥーゴの下への左前安打に。打球をワンバウンドでキャッチすると、ステップを踏み、左腕を振り抜いた。
低い弾道を描いた送球は、ワンバウンドで捕手のミットに収まり、本塁を狙った二塁走者を間一髪のタイミングでアウトとした。MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」によると、この送球は球速98.4マイル(約157.4キロ)を計測した。
この失点の危機を救う好返球を、MLB公式インスタグラムも「完璧な送球」として動画で紹介。ファンからも喝采するコメントなどが寄せられた。
「三塁コーチの判断が悪かった」
「完璧なスローのできる選手はイチローだけだった」
「プイグって誰?」
「これぞメキシカンマッスルだ」
日本のプロ野球でも、ソフトバンクの上林誠知外野手らのスローが脚光を浴びたレーザービーム。やはり外野手の“魅せ場”と言えるだろう。