田中将大は「支配的だった」 7回1失点の好投に辛辣NYメディアからも称賛の嵐
ロイヤルズ戦で今季最長となる7回を投げて2勝目をあげた田中将大
■ヤンキース 9-2 ロイヤルズ(日本時間21日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に先発し、開幕戦以来となる2勝目をマークした。今季最長となる7回を投げて4安打7奪三振1失点と好投し、地元NYメディアからも「支配的だった」などと称賛されている。
武器のスプリットがまだ本調子でない中、田中はロイヤルズ打線をソロ本塁打の1点のみに封じた。初回、自らの好フィールディングなどでピンチを脱し、2回以降は安定した投球。6回にメリフィールドにソロを被弾したが、味方の大量援護もあり、大勢には全く影響はなかった。
ヤンキースを連勝に導く好投に、手厳しく、辛辣なことで知られるNYメディアには称賛の言葉が並んだ。「NYポスト」はヤンキースの5割復帰は「またしてもマサヒロ・タナカによる非常に素晴らしい投球によるもの」だったと言及。ニュージャージー州の地元メディア「NJ.com」は「マサヒロ・タナカは支配的だった」と絶賛した。
さらに「NYタイムス」は「ヤンキースは先発投手のマサヒロ・タナカに助けられた」と綴り、「ニューズ・デイ」は「ヤンキースが沈没しないために、マサヒロ・タナカが自身の能力を発揮する」との見出しで記事を掲載し、その中で「マサヒロ・タナカは絶好調ではなかった。それでも彼は何とか巧みに乗り切り、ヤンキースはロイヤルズに9-2と勝利した」と、良くないなりに好投した投球内容を各メディアは高く評価していた。
(Full-Count編集部)