菊池雄星がメジャー初勝利、援護のゴードンも歓喜 「僕たちにとって大事な存在」
ゴードンは通算1000安打となる2点適時打で菊池を援護
■マリナーズ 6-5 エンゼルス(日本時間21日・アナハイム)
マリナーズの菊池雄星投手が20日(日本時間21日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、5回10安打4失点でメジャー初勝利を掴んだ。MLB公式サイトは、この日通算1000安打となる2点適時打で菊池を援護したディー・ゴードン内野手も「貢献することができて、とにかく嬉しいよ」と祝福。MLB公式サイトが伝えている。
1点リードの4回2死満塁で左翼線への2点適時打を放ち、菊池の初勝利を援護したゴードン。MLB公式サイトは試合後のコメントを「ユウセイが初勝利を挙げて、そして僕も貢献することができて、とにかく嬉しいよ」と伝え、ゴードンが喜ぶ様子を伝えている。
また、ここまで好投を続けながらも白星が遠かったことにも「彼にとっても、彼の自信の面でも非常に重要なことだね。彼は(先発登板した)直近3、4戦で非常に良い投球をしていたけど、僕たちは彼を勝たせてあげられなかったんだ。彼は僕たちにとって大事な存在なんだ。彼が気分よくプレーできるように僕たちはしていかなきゃね」と、今後もサポートを約束した。
菊池は開幕直後に父・雄治さんを亡くしている。チームメートもルーキー左腕の現状を把握しているようで「海外からやって来て、彼の父親の身に起こってしまったことは、辛いことだから。(同じことがもし自分の家族に起きたら)誰にだって辛いことなわけだし」と気遣いを見せていた。
メジャー初勝利の菊池雄星と通算1000安打達成のゴードン、どちらにとっても忘れられない1日になりそうだ。
(Full-Count編集部)