【野球と音楽】仮面女子・猪狩ともかインタビュー、西武との出会いと魅力…ファン感で選手に車選びを相談!?

西武・渡辺久信監督(現GM)と撮った写真を手に思い出を語る仮面女子の猪狩ともかさん【写真:荒川祐史】
西武・渡辺久信監督(現GM)と撮った写真を手に思い出を語る仮面女子の猪狩ともかさん【写真:荒川祐史】

ファン感で当時西武の野上に「日産のおすすめの車を教えて下さい」

――自ら球場に行くようになったのはいつ頃からですか?

猪狩「高校生からです。球場でアルバイトをしたくて、アイスクリームの売り子を始めたんです。そこで、球場をぐるぐると回っているうちに、なんとなく野球のルールもわかってきて、例えば歓声を聞きながら『こっちに点が入ったのかな?』とか、『いまはこっちが有利かな?』とか、耳で確認して、一瞬チラッとグランドに目をやると『やっぱりそうだ!』みたいな(笑)。そんな感じで覚えていって、休みになると友達と一緒に試合を観に行きました」

――当時のライオンズの思い出といえば、やはり2008年の日本一ですか?

猪狩「そうですね。2008年は本格的にファンになってから初めての優勝だったので、よく覚えてます。優勝パレードやファン感謝祭にも初めて行って、試合を見るだけじゃなくて、選手との交流の場に足を運ぶ楽しさもその時に知りました。当時、初めて野球をしていない選手を近くで見て、『うわー近い!』って興奮しました(笑)」

Full-Count編集部・安藤かなみ(以下FC安藤)「わかります。最初って近寄っても大丈夫なのかなって思っちゃいますよね?」

猪狩「そうですね。実際、観客席で見るよりも意外に大きいと感じる選手も多かったですね」

――ファン感謝デーで選手とどんな話をしましたか?

猪狩「この話は初めてしますけど、ファン感謝デーで選手と触れ合えるコーナーがあって、野上亮磨投手(現巨人)とお話ができるチャンスがきたんです。それで当時マイカーの購入を考えていたので『そうだ! 野上さんは日産自動車出身だからクルマの話を聞こう!』と思って『クルマを買おうと思っていて、日産のおすすめの車を教えて下さい』って言ったら『んー、、、じゃあキューブで!』と言われて、即決で買って、4年くらい乗っていました(笑)」

一同(笑)

――(笑)。そんな質問したのは猪狩さんだけでしょうね。その後、野上投手に購入した報告は?

猪狩「いやいや、してないです(笑)。絶対覚えてないですよ」

――こちらの写真は2008年のファン感謝デーで撮影したものですね。

猪狩「はい。お姉ちゃんと一緒に渡辺久信監督(現GM)と撮った写真です。友達から『週刊ベースボールに出てたね!』って言われて、この写真が載っていたのでビックリしました。後日、出版社さんに大きなサイズで送っていただき、サインは後になって書いていただきました。今は自宅の玄関に大切に飾っています。

――他にライオンズの思い出を上げるとしたら?

猪狩「いっぱいありますけど、2015年の森本稀哲さんの引退試合は印象的でしたね。残念ながら会場で観ることはできませんでしたが、稀哲さんを打席に立たせてあげようとするライオンズの選手の皆さんの思いが伝わってきて、テレビや動画を何度も繰り返し見て感動しました。今でもたまに見返します」

「チャンテのセンスとかも、すっごくいいなって思います」

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