メッツ新人が放ったTVカメラが見失う特大弾が話題 「ボールは二度と見つからないさ」
アロンソが放った中堅への特大8号ソロの行方は?
■カージナルス 6-4 メッツ(日本時間22日・セントルイス)
メッツのピート・アロンソ内野手が21日(日本時間22日)、敵地カージナルス戦で中堅右へ440フィート(約134メートル)の特大8号ソロを放った。この試合を中継したカメラマンも大飛球の行方を見失うほど。右往左往するカメラワークをメッツ球団公式ツイッターが伝えている。
アロンソは初回1死走者なしで迎えた第1打席で、カージナルスのD.ハドソンが投じた88マイル(約142キロ)のスライダーを完璧に捉えた。打球は大きな弧を描き中堅右へ飛び込む先制の8号ソロとなった。
134メートルの特大アーチだったが、中継では打球の行方が分からずカメラマンは右往左往する映像が映し出させた。そして打ったアロンソがゆっくりとグラウンドを一周し、喜ぶベンチの様子を伝えていた。
球団公式ツイッターは「ピート・アロンソが440フィートを超える本塁打。毎日起きるべき」と特大アーチの動画を公開したが、ファンは微妙なカメラワークにも注目した。
「カメラマンが着地点を見つけられないということは、大飛球ということだ」
「これは素晴らしい。カメラマンさえ、ボールを追うのをあきらめている」
「このカメラアングルには、やれやれだ」
「ゲイリー(アナウンサー)もボールを終えていなかった」
「彼が引っ張ったらどうなるか考えるんだ。ボールは二度と見つからないさ」
球場のファンは大歓声で喜んでいたが、動画を見たファンの頭の中には「?」だったに違いない。ファンはやきもきしながらもカメラマンが捉えきれない大打球を放ったアロンソを称賛していた。