本塁打強奪&大暴投でゲッツー? 前代未聞の珍プレーに米困惑「何が起こった?」
ア軍ラウリアーノ本塁打強奪→一塁へ大暴投→カバーした捕手が二塁転送
■ブルージェイズ 5-4 アスレチックス(日本時間22日・オークランド)
アスレチックスのラモン・ラウレアーノ外野手が21日(日本時間22日)、本拠地ブルージェイズ戦でホームラン強奪のスーパーキャッチを見せた。大暴投も絡んだ末に完成させた”珍ゲッツー”にMLB公式インスタグラムも「何が起こった?」と動画と共に伝えている。
本塁打をもぎ取ったスーパープレーが生まれたのは2回。無死一塁の場面でブルージェイズのヘルナンデスが放った打球は中堅への大飛球となった。中堅・ラウレアーノはフェンス際に到達するとジャンプ一番でフェンスを越えグラブを出し好捕した。
さらに進塁を試みていた走者を刺すため一塁へ大遠投したが、これが一塁手の頭上を大きく越える大暴投に……。だが、バックアップしていた捕手がすぐさまキャッチすると二塁へ送球しタッチアップした一塁走者を刺し「8-2-6」の併殺を完成させた。
MLB公式インスタグラムは「何が起こった?」とコメントを添え動画を公開。パイレーツのニック・キンガム投手も「もし自分が投げていたら、なんて感情の起伏だったろう……」とコメントした珍プレーに、ファンも驚きの声をあげた。
「昔からの8-2-6のダブルプレー」
「狂気が起きたのさ」
「試合を左右するね」
「冗談言ってるのかい?」
「プレー・オブ・ザ・イヤー」
現役メジャーリーガーも称賛する併殺プレー、ファンも「プレー・オブ・ザ・イヤー」とラウレアーノの美技と併殺に導いた捕手を称えていた。