大谷、病と戦う少年に見せた気遣いにエ軍OB称賛「偉大な計らいだよ! ショウヘイ」
エンゼルスOBメジャー通算132勝のグビザ氏「ショウヘイとフィリップ君にとって、素晴らしい瞬間になりました」
エンゼルスの大谷翔平投手が病魔と闘う少年ファンに対する気遣いが大きな反響を呼んでいる中、メジャー通算132勝のエンゼルスOBも「偉大な計らいだよ! ショウヘイ・オオタニ」と称賛している。
エンゼルスの球団公式ツイッター、インスタグラムは大谷とエンゼルスファンの病魔と闘う少年との交流を動画で紹介した。エンゼルスのユニホームを着た少年に身を折り目線を合わせると、丁寧にボールと少年の背中にサインを行った。さらにグータッチを交わすと、「写真は大丈夫ですか?」と、通訳を通じて少年に問いかける優しさを見せた。
地元テレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」でも大谷の粋な計らいを紹介。「10歳のフィリップ・エスカランテ君は14回に渡る化学治療を受けますが、ショウヘイは彼のユニホームにサインしました。エスカランテ家の人々の幸運、早期回復を我々も祈りたいと思います。厳しい道のりが始まろうとしています」と実況は言葉をつないだ。
すると、球団OBで解説を務めるマーク・グビザ元投手も闘病生活に突入する10歳のファンを真摯な対応で勇気付けた二刀流のスターを称賛。「ショウヘイとフィリップ君にとって、素晴らしい瞬間になりました。会話もして、いい写真も撮影しました。偉大な計らいだよ! ショウヘイ・オオタニ」と語っていた。
同局では公式ツイッターでもフィリップ君と大谷の交流を「オオタニラブ。ショウヘイは今日、最高のエンゼルスファン、フィリップ・エスカランテ君に出会う」と動画で紹介した。復帰間近の大谷だが、人間性も高く評価されている。
(Full-Count編集部)