ロッテ井口監督が明かした、平沢抹消の意図「ショートのポジションでもう一回」
井上が再昇格で平沢が抹消「2軍で実戦をしっかりやってほしい」
ロッテは23日、井上晴哉内野手を1軍登録。代わって、ここまで5試合の出場にとどまっている平沢大河内野手を抹消した。
開幕4番でスタートしたものの、5試合で21打数1安打という成績でスタメンを外れ、6日に出場登録を抹消されていた井上。2軍で10試合に出場し、35打数12安打の打率.343、4本塁打、12打点と結果を残したことを受け、この日の1軍復帰となった。井口監督は「感じは良くなってきているし、今日も打ったので」と、ZOZOマリンスタジアムで行われた巨人とのイースタン・リーグで本塁打を放ったことを再昇格の理由の一つに挙げ、「7番・一塁」でスタメン起用した。
代わって抹消されることとなった平沢については以前、「オープン戦の段階で右足首を痛めていた」と故障を抱えながらの開幕1軍だったことを明かしていた指揮官。今回の抹消については「この1か月、打撃コーチとずっとフォームを固めてきたし、だいぶ足もよくなってきたので、2軍で実戦をしっかりやってほしい。ショートのポジションでもう一回。ショートも含め、外野もですが、まずはしっかり自分の実戦での状態をしっかり上げてきてほしいということです」と説明した。
その上で「いろいろ庇ったりして、バッティングが崩れていましたが、それが修正できてきた。試合数をこなして、またすぐ上がってきてほしい」と這い上がってくる姿を期待していた。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)