燕・川端が「1番・一塁」で巨人戦に出場へ 昇格後初スタメンへの思いを語る
コンディション不良で開幕は2軍 連敗中のチームを救えるか
■ヤクルト – 巨人(25日・神宮)
ヤクルト・川端慎吾内野手が25日の巨人戦(神宮)に「1番・一塁」で今季初先発する。
今季はコンディション不良に苦しみ、開幕は2軍スタート。19日に1軍に昇格し、この日はいよいよ初スタメンとなる。
首位打者となった2015年以来の1番起用に試合前、「後ろの打者たちがすごくいいので、とにかく塁に出ることを考えてやります。が、 塁に出られなくてもやることはいっぱいあるので……。(1番でも)初回以外はあまり打順は気にしていないです」と意気込みを語った。
試合前の練習では、ティー打撃の後にフリー打撃。すると、もう一度、ティー打撃の練習を行った。「ちょっと何かしっくりこないこともあって。巨人戦初戦で代打で入った時、体の開きがあってレフトフライになったので、身体の開きをもう一度意識して修正したりしました」と課題に取り組んだ。
相手の先発は球界を代表するエースの菅野智之投手だ。
「コントロールも球威もキレも全てにおいて一級品。自分の軌道通りの球が来たら芯でとらえられること多いので……(狙っていきたい)。まぁ、なかなか、軌道通りのたまは来ないかも知れないですけど、イメージした中の軌道が来た時に打つようにしようかなと思っています。そうでないとなかなか打てないピッチャーなので。とりあえず今日は選ぶ球を切り替えたりして打席に入っていこうかなと思っています」
16年に椎間板ヘルニアを発症し、17年は手術を受けて出場はなし。昨年は97試合の出場にとどまった。今季も少しだけ出遅れたが、
「これから成績を残していけたらと思っています」
連敗中のチームの起爆剤となる。