ダルビッシュ、不振の理由は初球ストライク率? 米メディア「これはキャリア最低」

「今度は君がひっくり返す番だよ。ユー! ユー!」

 すると司会者は今季好調のホセ・キンタナ投手とダルビッシュの大きな差についてデータで紹介。キンタナの初球ストライクの確率は68.8パーセントで、ダルビッシュは52.4パーセントで、「これはキャリア最低です」とフリードマン氏が補足すると、ペイトン氏は「ひどい!」と一言。司会は「そうなるといきなりカウントが不利になり、ダルビッシュは追い込まれることになります」とフリードマン氏は初球のストライク率の低さを問題視していた。

「彼には打者を蹴散らす武器があるのです。自分のボールに自信を持って、もっとプレート近くで勝負すれば、結果は自ずとついて来始めると思います。四球も減ることになるでしょう」とダルビッシュの復活の鍵について、初球ストライクにあると主張するフリードマン氏の分析を聞き終わると、ペイトン氏は突如カメラ目線に。

「ヘイ! もしチャットウッドが状況を好転させることになったら、今度は君がひっくり返す番だよ、ユー! ユー!」

 テレビカメラに人差し指を突き出しながら、ダルビッシュに“檄”を飛ばすという異例の展開となった。カブス戦の中継局でもあるWGNだが、昨季6年1億2600万ドル(約141億円)という大型契約で加入した日本人右腕の不調はシカゴファンにとっても懸念材料となっている様子だ。

(Full-Count編集部)

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