エ軍シモンズの“隠し球併殺”動画に賛否両論 「もう誰も信じちゃダメだ」
同点に追いつかれた7回に隠し球を成功させピンチを脱したが…
■ヤンキース 6-5 エンゼルス(日本時間25日・アナハイム)
エンゼルスは24日(日本時間25日)、本拠地ヤンキース戦を5-6で敗れ3連敗を喫した。5点リードの展開もまさかの逆転負けにファンもため息だったが、アンドレルトン・シモンズ内野手が「隠し球」を成功させ話題を集めている。
この日は5回までに5点を奪い5-0と試合をリードしたエンゼルス。だが6回に2点を返されると続く7回も押し出し四球、犠飛などで3点を失い同点に追い付かれる展開に。さらになおも1死一、二塁のピンチでヤンキース・ガードナーが放った中堅への大飛球をトラウトが背走しながら好捕し内野へ返球。ボールをグラブに収めたシモンズは何事もなかったかのように振舞った。
大飛球をキャッチしたのを確認し二塁へ帰塁していたウェイドにシモンズはさりげなくタッチ。ボールの行方を知らないウェイドは一瞬、左足を上げてしまうとその瞬間、シモンズは審判へアウトを猛アピール。試合は中断しチャレンジの結果、アウトとなった。
MLB公式ツイッターは「隠し球トリック」とコメントを添え一連の流れを動画で公開。ファンの反応は賛否両論だった。
「シモンズは最高」
「ありえない」
「5点リードしていたのに、隠し球するなんて」
「ナイス!」
「ゴールドグラブ受賞者の兵器だ!」
「もう誰も信じちゃダメだ」
「シンバ(シモンズの愛称)」
「えげつない」
「ヤンキースファンにとっては誇れる瞬間じゃないね」
二塁走者のウェイドの足がベースについていたかどうかの議論も行われた。「彼の足はベース上にあった……」、「いいや、タッチされた時、わずかの間に彼は足を上げた」など、スロー映像が公開されても多くの意見が飛びかっていた。隠し球に成功しても試合は5-6で敗れたエンゼルス。開幕から不振が続くチームの起爆剤は大谷翔平の復帰になりそうだ。