鷹がまた異例の試み! ヤフオクD内にスポーツバーをオープン、試合丸見えの席も…
レフトスタンド上部のガラス張り席からはヤフオクドーム内が一望できる
ソフトバンクは26日、4月27日より今季大改修を行ったヤフオクドームの左翼スタンド上部に英国風パブ「HUB」がグランドオープンすると発表した。昨季まで「王貞治ベースボールミュージアム」があった場所を、大規模改修を機に改築。ヤフオクドーム内の新たな新名所となりそうだ。
「Full-Count」ではグランドオープン前の同店に潜入。どこよりも早く、その中身をレポートする。英国風パブ「HUB」は、関東地方を中心に全国で100店以上を展開。街中で見かけたことのある人も多いはずだが、こと九州の人に限れば、馴染みは薄いだろう。それもそのはず。今回、ヤフオクドームでオープンするのが、九州初出店となる。
かつて「王貞治ベースボールミュージアム」があった場所を、大規模改修を機に一新。「王貞治ベースボールミュージアム」は建設中の新ビル「エンターテインメントビル(仮称)」に移転し、その場所に新たに「HUB」を作った。総座席数は全店舗で最大級となる222席。革張りの座席やパブらしいスツール席なども用意され、バーカウンターには国内外の様々なビールやフードが並んでいる。
そして、この「HUB」の最大の売り、そして人気間違いなしとなりそうなのが、ヤフオクドームのレフトスタンド沿いのガラス張り座席だ。そこからはヤフオクドーム内が一望でき、もちろんソフトバンクの試合も観戦できる(コンサート開催時などは暗幕が降ろされ、中を見ることはできない)。ガラス沿いのカウンター席などは予約制となるが、予約で埋まっていなければ、いきなり来店しても座ることは可能。チケット代はかからず、ドリンク&フード代金だけで座ることができる。
ヤフオクドーム内にあるにも関わらず、英国風パブの雰囲気をしっかりと醸し出しており、店内にいると、ドーム内であることを忘れてしまいそう。だが、一転、ガラス張り座席エリアに足を踏み入れると、全く異なる雰囲気に。2つの表情を楽しめるパブとなっている。左翼スタンド上部にはテイクアウト専用カウンターもできる。
試合開催時も、そして、試合のない時も営業している。外周コンコースに入口は面しているが、試合開催時は8回終了後からレフトスタンド上部「レフトップ」エリアからも入店できる。ホークスがビジターゲームの際には店内で試合中継を観戦でき、ヤフオクドームで試合がない時もファンが集える場所に。もちろん他のスポーツも放映する予定だ。ヤフオクドームにできる新名所「HUB」。新たなファンの集う場所として、ぜひ、足を運んでもらいたい。