ベリンジャーが逆転13号2ラン 3、4月89塁打は新記録「初めて聞いたよ」
本拠地パイレーツ戦で3打数2安打2打点1四球 先発の柳賢振は3勝目
■ドジャース 6-2 パイレーツ(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手が26日(日本時間27日)、本拠地のパイレーツ戦で「4番・右翼」で先発出場。初回の第1打席で逆転13号2ランを放つなど3打数2安打2打点、1四球をマーク。3、4月で89塁打をマークし、メジャー記録を樹立した。
初回2死一塁、アーチャーから右中間13号2ラン。3回1死一塁では一直併殺打に倒れたものの、5回1死で四球、7回2死一塁で中前打を放った。3、4月89塁打のメジャー記録を作ったが、「今日初めてダグアウトで記録のことを聞いたよ。でも、何も知らない状態でプレーできてよかった。どんなに記録を残せても、ちゃんと毎日投手にとって研究はしている。これからも続くことを願っている。ルーキーだった時より色々なことが分かってきた」と話した。
今季はここまで27試合出場し、打率.433、13本塁打、33打点。チームを牽引している。ロバーツ監督は「最初と最後の打席の投手は対戦した事なかったけれど落ち着いてボールをよく見ていた。無理に打ちに行こうとするのではなく、四球を引き寄せることもある。その区別をつけることができるのはいいことだ。打率はあまり彼も僕もあまり気にしていないよ。でも彼がバッターボックスに立った時の結果が続いているのは嬉しいことだね」と話した。チームの昨季からの33試合連続本塁打はメジャー記録。本拠地での開幕14戦連続本塁打はメジャータイ記録となった。
投げては先発の柳賢振が7回10奪三振8安打2失点。今季3勝目を挙げた。ロバーツ監督は「今日はすべてうまくいった気がする。一球一球大切に投げていたし、チェンジアップだったりカットボールのストライクゾーンにちゃんと投げていた。ボールが続いても落ち着いてストライクを投げていたし、(捕手の)バーンズとも呼吸があっていた。あの2人はよくやってくれた。今日は誰が相手でも大丈夫だった」と称賛を惜しまなかった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)