広島が破竹の8連勝で借金完済! 床田好投&長野V打 燕・小川は好投報われず
最大8あった借金がついに0 12連戦で上位進出目指す
■広島 2-0 ヤクルト(27日・神宮)
広島が27日のヤクルト戦(神宮)を2-0で勝利し、破竹の8連勝をマーク。最大8あった借金を完済した。12連戦の初戦、好スタートを切った。
この試合も外野手の鈴木がコンディション不良でスタメンから外れ、3番・長野、4番・バティスタ、5番・西川のクリーンアップだった。試合が動いたのは0-0の6回。前の打席で1000安打を達成した2番・菊池が、三塁へライナーを放った。ヤクルト太田が高くジャンプしたが、グラブを弾くヒットになった。続く、長野がヤクルト先発の小川から右中間を破るタイムリー二塁打と放ち、先制した。
投げては先発の床田が見事な投球。直球と変化球を巧みに使い分け、ヤクルト打線を7回無失点。8回1死で打席がまわってきたところで代打が送られ、交代。4勝目をマークした。
床田の代打に送られたのはコンディション不良で欠場が続いていた鈴木誠也だった。大歓声に送られ、21日のDeNA戦以来の打席に立ったが、空振り三振に倒れた。
9回表には2番手のマクガフを攻め、會澤の適時打でダメ押し。17日の巨人戦から8連勝となった広島は12勝12敗で5割復帰。勢いそのままに12連戦の初戦をとった。大型連休で上位進出をうかがう。ヤクルトは先発の小川が8回1失点と力投したが、打線が床田ら投手陣に封じ込まれた。小川には黒星が付いたが、床田に負けないくらいの制球とテンポも素晴らしいピッチングだった。
(Full-Count編集部)