東海大菅生が秋に敗れた国士舘にリベンジ 劇的サヨナラで東京大会制する
日大三ら強豪撃破して頂点 主将の石田がサヨナラ打 秋決勝と同じスコアで今度は勝利
東京都春季高校野球大会の決勝が28日、東京・神宮第二球場で行われ、東海大菅生がセンバツに出場した国士舘に4-3、9回サヨナラ勝利。両校はセンバツ出場をかけた昨秋の東京大会決勝で戦い、その時は国士舘が4-3で勝利し、甲子園に出場していた。今回は東海大菅生が同じスコアでリベンジした形となった。
東海大菅生は今大会は2回戦からの登場で、八王子、明大中野八王子、二松学舎大付属、日大三、関東一と強豪校を次々と撃破。日大三に対しては12-5と7回コールドで勝利していた。
試合は2回に国士舘が先制すると、その裏に東海大菅生も足を絡めて、すぐに同点に追いついた。3回に国士舘が3番・冨田洋佑(3年)の2試合連続本塁打などで2点を追加すると、すぐに東海大菅生も6番・今江康介(3年)の2点タイムリーで同点に追いついた。
ともにエースは3回途中からリリーフ登板。国士館の白須仁久(3年)と東海大菅生の中村晃太朗(3年)の投げ合いが続き、4回以降は無得点。両校譲らず3-3で迎えた9回裏、1死一、二塁から東海大菅生の主将・石田隆成が左中間へサヨナラ打を放ち、優勝を決めた。
優勝した東海大菅生、準優勝の国士舘も5月18日から行われる春季関東大会(埼玉開催)に出場する。
(Full-Count編集部)