2勝目ダルビッシュ、高まる完全復活への期待 地元紙は絶賛「圧倒的な投球」
「スプリットは美しく、向上したようだった」
また、ESPNは「ユウ・ダルビッシュはカブスが必要としている圧倒的な投球を初めて見せる」とのタイトルでレポート。「直球にはカブスではほとんど見ることができなかったキレがあり、次々に良いスライダーを投げ、簡単にイニングを終わらせた。最初の2イニングは56球を要して不安定だったが、110球で6イニングを投げた。彼は生き延び、成功した」。このように、3回以降の投球を絶賛している。
さらに、「カブスでのダルビッシュにとってターニングポイントになるかもしれない今季最初の登板となった。それ自体はこの先の保証とはならないが、それまでは彼の登板には常に問題があった」と、これまでとは明らかに違う投球内容だったと指摘。ダルビッシュ自身も試合後に手応えを示していたスプリットにも触れ、「2回を終わらせたエスコバーへのスプリットは美しく、向上したようだった」と評価した。
「難しい数イニングの後、圧倒的な投球で調子を取り戻したことが重要だと言うことは、決して大げさではない」
ダルビッシュが復活すれば、カブスにとってはとてつもなく大きな“上積み”となる。開幕直後から、マドン監督らは投げるボール自体の素晴らしさを絶賛していた。カージナルス戦でも本来の投球を見せ、完全復活を印象付けたいところだ。
(Full-Count編集部)