カージナルスの24歳右腕、マイナーでKO後に壁を殴り小指骨折 3週間離脱へ
若手右腕のレイエスが苛立ちから壁殴る、監督も「残念」
カージナルスの若手右腕、アレックス・レイエス投手がマイナーでの登板後に壁を殴り、利き手ではない左手の小指を骨折して10日間の故障者リスト(IL)に入った。地元メディアは3週間の離脱になると伝えている。
レイエスは25日(日本時間26日)、傘下3Aメンフィスで先発し、2回2/3を投げて3安打3失点で降板。降板後、苛立ちから壁を殴り、怪我したという。MLB公式サイトのジェニファー・ランゴッシュ記者は、約3週間離脱すると伝えている。
24歳の右腕は2016年にメジャーデビューし、12試合登板で4勝1敗1ホールド、防御率1.57の好成績をマーク。昨季はメジャー1試合のみの登板に終わり、今季は救援として4試合登板で防御率15.00と乱調。メジャー40人枠には入っているものの、25人のアクティブ・ロースターからは外れていた。
カージナルスのマイク・シルト監督は「残念だ」と語り、「彼がフラストレーションを抱えていたことは知っている。彼は明らかに偉大になりたいという願望の持ち主で、自分自身に大きな期待を抱いている」と言及。向上心があるからこそ、今回の“過ち”につながってしまったと見ているようだ。
レイエスは今後、フロリダ州ジュピターのマイナー施設でリハビリを行うという。
(Full-Count編集部=AP)