解説者Aロッド、試合中に客席から選手とキャッチボール!? “超異例”の動画が話題
外野席からアストロズ左翼のケンプと…まさかのキャッチボール開始!?
■アストロズ 4-1 インディアンス(日本時間29日・ヒューストン)
元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏が、解説席を飛び出して、試合中にゲームに出ているプレーヤーとキャッチボールを行うという“超異例”の行為に出た動画が話題になっている。MLB公式サイト内の動画コーナー「Cut4」やロドリゲス氏のインスタグラムが動画を紹介している。
現役を引退してもまだまだその強肩は健在のようだ。Aロッドは28日にミニッツ・メイド・パークで行われたインディアンス-アストロズ戦のテレビ解説を務めていた。すると、イニング間に左翼席後方にある実況席を飛び出して、どんどん最前列へ進んでいった。
グラブをはめると、アストロズの左翼手トニー・ケンプとキャッチボールを始めたのだ。高い位置からボールを投げ下ろし、ケンプが高く投げてくるボールを受け取った。観客の注目を一身に浴びた。
MLB公式は「アレックス・ロドリゲスがイニング間のトニー・ケンプとのキャッチボールでまだ強肩だと示した」とのタイトルで動画を掲載。「3度ア・リーグMVPに輝いた運動能力をまだ持っている」「Aロッドはメジャーリーガーとキャッチボールをし、近年我々が見てきた多くの若いファンたちと同じくらい興奮しているように見える」と球場のファンだけではなく、Aロッド本人も興奮しながら楽しんでいる様子を伝えた。
自身のツイッターでも別の角度で動画を紹介。
「クロフォードボックス(ミニッツ・メイド・パークのレフト外野席の)で解説する醍醐味は? イニング間にキャッチボールをすること! トニー・ケンプ、僕とキャッチボールをしてくれてありがとう」とコメントを付けて、楽しい時間を過ごさせてくれたケンプへの感謝のコメント。これにはファンからは、「“引退した”と思っていたよ」「アレックス、これをヤンキースタジアムでやらなきゃ。ファンたちはクレイジーになるよ」「スーパークール」「あなたは最高!」「Aロッドが解説者になる前は好きじゃなかったけど、今は彼が天才だと思う」などと絶賛の声が上がった。
さらに、「Aロッド、ピンストライプを着て。あなたが必要だ」「アレックス、復帰してまたヤンキースでプレーして」などと、けが人続出のヤンキースで“現役復帰”を望む声も続々。現役晩年には禁止薬物問題で“ヒール”となってしまったスーパースターの人気は、解説者デビュー後に“V字回復”している。