シャーザーに投げ勝った元Gマイコラスを監督が絶賛「本当によく戦っていた」
6回1失点の力投で3勝目「6イニングまでよく投げてくれた」
■カージナルス 5-1 ナショナルズ(日本時間2日・ワシントン)
カージナルスのマイルズ・マイコラス投手が1日(日本時間2日)、敵地でのナショナルズ戦に先発し、今季3勝目(2敗)を挙げた。6回7安打1失点4奪三振1四球の好投。昨季ともに18勝を挙げ、最多勝を分け合ったナショナルズのマックス・シャーザー投手との投げ合いを制した。マイク・シルト監督は試合後、「本当によく戦っていた」とマイコラスを称えた。
カージナルス打線が初回にシャーザーから3点を奪取すると、マイコラスは3回まで無失点の好投。4回は先頭から2連打を許すと、1死一、三塁となってからゴームズの三ゴロの間に1点を失うも、その後2死満塁のピンチではテイラーを中飛に仕留めて最少失点で切り抜けた。5回は2死から連打を許すもアダムスをニゴロ。6回も無失点で切り抜け、7回の攻撃で代打を送られた。
打線もシャーザーに2回以降は抑え込まれる中、リードを死守する力投。打線はシャーザー降板後の8回にナショナルズ救援陣から2点を奪取し、カージナルスが快勝した。
地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」は試合後、公式ツイッターでシルト監督の記者会見の映像を公開。指揮官はマイコラスについて「直球の制球は少し不安定だったが、彼には決め球のカーブがある。本当に本当によく戦っていた。ピンチもあったが続投させた。6イニングまでよく投げてくれた」と称えた。この日は99球を投げてストライクは77球。防御率は4.73と昨季(2.83)に比べればまだ悪いが、信頼が揺らぐことはない。
(Full-Count編集部)