西武、令和初勝利で勝率5割復帰 榎田復帰後初勝利、秋山2発
榎田は8回3安打1失点で今季初勝利 秋山は2本塁打を含む4安打3打点
■西武 5-3 日本ハム(2日・メットライフ)
西武が2日の日本ハム戦(メットライフ)で5-3で勝利し、令和初白星を挙げた。左肩の違和感から復帰した榎田が8回3安打1失点の快投で今季初勝利。秋山が2本塁打含む4打数4安打3打点の大暴れで勝利をたぐり寄せた。
榎田は1軍復帰前の2軍戦では3試合で防御率4.22と不安を残していたが、それでも昨季11勝を挙げた投球術を1軍のマウンドで存分に発揮した。榎田の快投に指揮官は「(前回登板の)鎌ケ谷でボコボコにやられていたし、投手コーチは(1軍復帰の時期を)悩んでいたようだ。でも彼は1軍で力を発揮できる投手。バッテリーを含め打者との駆け引きに長けているし、うまく交わしながら完璧に抑えてくれた」と賛辞を惜しまなかった。
さらに辻監督は5回に飛び出した秋山の勝ち越しソロを「右ひじをたたみながらあそこ(右中間スタンド)まで持っていった。天才的だね」と絶賛。頼れる主力2人の活躍で、チームは勝率を再び5割に戻した。
(安藤かなみ / Kanami Ando)